時時腕時計(ときどき、うでどけい)

趣味で集めた古い腕時計や日々の出来事を綴るブログです。

SEIKO グランドツインクオーツ 9940-8000

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ノンデイトでデザインもシンプルな時計です。
 

名前の由来

ツインクオーツは時刻をつかさどる基準水晶振動子と、温度検出用の副水晶振動子2つのクオーツを搭載し、温度変化による誤差を補正することで年差レベルの高精度を実現したものです。小型化、薄型化、低消費電力化もクリアし、グランドの名を冠したクオーツ機として販売された高級機です。6 時位置の水晶振動子マークを二つ重ねて、ツインクオーツであること示しています

メーカー内の位置づけ

グランドクオーツは1975年~10年間販売されていました。4年目の1978年には画期的なツインクオーツが開発され、一気にモデル数を拡大していきました。
1年で± 10 秒しか誤差が生じない超高精度ウオッチです。当時、最高機種であったスーペリアのツインクオーツモデルは2機種のみの発売でしたので、グランドツインクオーツへのバトンタッチの時期だったかもしれません。

 

セールストーク

世界に誇る高性能。
2つの水晶振動子を使い、コンピュータ回路をプラスして精度を飛躍的に高めました。
格調高いシルエットと最高級の仕上げ・・・ゆとりある人のための時計です。


製造期間

1975年~1985年

製造工場

諏訪精工舎

キャリパー

・4840/4842/4843(シングルクオーツ)
 月差±5秒
・9256/9940/9942/9943(ツインクオーツ)
 年差±10秒
 1978年からツインクオーツが加わり、精度が月差から年差へ向上しています。
 年差±10秒は現在の時計と遜色ありませんね。

競合他社製品

高性能機種としては、1975年にシチズン年差3秒のクリストロンメガを発表していますが、価格は450万円となっておりショーモデルのような位置づけでした。

citizen.jp

グランドツインクオーツが発売された1978年のシチズンには、クオーツクリストロンVがありましたが、精度は月差15秒にとどまっていました。

citizen.jp

1981年にようやくエクシードで年差10秒を実現しています。いかにセイコーが先行していたかがわかります。

citizen.jp

当時の販売価格

・キャリパー48系:5万8千円~10万円
・キャリパー99系:7万5千円~15万円

モデルバリエーション

下記は年代ごとのモデル数の推移です。

  シングル
クオーツ
ツイン
クオーツ
1975年 2機種  
1976年 8機種  
1977年 10機種  
1978年 4機種 8機種
1979年   25機種
1980年   16機種
1981年   7機種
1982年   8機種
1983年   5機種
1984   5機種
1985年   5機種

グランドツインクオーツは登場2年目の1979年に、一気に25モデルを市場に投入しています。年差クオーツの開発に成功して勝負に出たといったところでしょうか。

入手品の特徴

 ・購入日:2017/07(0040)
 ・ブランド:SEIKO
 ・モデル名:グランドツインクオーツ
 ・型式:9940-8000
 ・製造年:
 ・ケース:サークル、SS
 ・インデックス:バータイプ
 ・日曜:ノンデイト
 ・風防:
 ・文字盤:スノーホワイト
 ・ムーブメント:Cal.9940
 ・精度:年差10秒、電池寿命2年、秒針停止機能付き、日常生活用防水
 ・操作方法:一段引きで10秒ハックと時分修正
 ・状態:稼働

入手品のカタログ情報

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同類コレクション

イメージ 1

同じモデルですがやけに灼けています。何があったのでしょうか。

 

入手時の商品説明画像

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イメージ 3

1979年怒涛の25機種のカタログ抜粋

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メーカー解説の情報

museum.seiko.co.jp

参考にした資料

 ・セイコーウォッチカタログ 1977年VOL.2
 

 

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