そこはかとない高級感を感じますね。きっと細部の精度が良いのでしょう。
12時位置の曜日フル表示が特徴で、ロレックスのデイデイトと似ています。
- 名前の由来
- メーカー内の位置づけ
- 製造期間
- 製造工場
- キャリパー
- 競合他社製品
- 当時の販売価格
- モデルバリエーション
- 入手品の特徴
- 入手品のカタログ情報
- 同類コレクション
- ギャラリー
- 古い広告
- メーカー解説の情報
- 参考にした資料
名前の由来
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メーカー内の位置づけ
ダイナミックワイドシリーズはリコーの社運を賭けたモデルで、1か月の長期にわたる新製品発表会を催したとのこと。それだけ、このモデルには力を入れていたようです。
製造期間
1966年12月発売開始
製造工場
名古屋 恵那工場
キャリパー
・31、32、33、34、39
・42、49
競合他社製品
1966、7年のセイコーの同価格帯機はビジネスAなどがありますが、競合先としては、
1ランク上のキングセイコーあたりを狙っていたのかもしれません。
当時の販売価格
・SS:13,900円
・GP:15,900円
モデルバリエーション
ダイナミックワイドシリーズは1966年から1968年の3年間製造されました。
1966年:ダイナミックワイド25石、28石(Cal.31)
1966年:ダイナミックワイドエイト21石(Cal.32)
1966年:ダイナミックワイド21石(Cal.31)
1966年:ダイナミックワイドスペシャル30石(Cal.31)
1966年:ダイナミックワイドデラックス30石(Cal.34)
1967年:ダイナミックワイドユース21石(Cal.39)
1967年:ダイナミックワイドユーススペシャル30石(Cal.39)
1967年:ダイナミックワイドハイデラックス35石(Cal.33)
1968年:ダイナミックワイドスペシャル30石(Cal.49)
1968年:ダイナミックワイドデラックス26石(Cal.42)
入手品の特徴
・購入日:2020/04(0110)
・ブランド:RICOH
・モデル名:ダイナミックワイド デラックス 30石
・型式:34803
・製造年:1966年12月発売開始
・ケース:サークル、SS
・インデックス:バータイプ
・日曜:デイデイト
・風防:プラ
・文字盤:シルバー、サンレイ模様
・ムーブメント:Cal.34
・精度:
・操作方法:2時位置のプッシュボタンで日を早送り、曜日の早送りは無し
・状態:風防に浅い傷がありますが、ケース含めてきれいな状態。
入手品のカタログ情報
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同類コレクション
同型式がもう1個あります。ベゼルに放射状のデザインがあります。ハンドには夜光が施されています。インデックスも異なりますね。
この個体は「国産腕時計 タカノ・リコー」のP.161で紹介されている時計です。
ギャラリー
WロゴとDXマークを組み合わせたメダリオン風の刻印です。
リューズにもRマーク。
古い広告
メーカー解説の情報
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参考にした資料
・国産腕時計 タカノ・リコー (トンボ出版)